内容紹介（「BOOK」データベースより）

世の中の多くの人々は、自分の「能力」と「職業」を一致させたいと願っている。いまとは異なる分野なら、みずからの“才能”もさらに開花するのではないか…？いまとは別の世界に、ほんとうの“天職”が存在するのではないか…？本書に登場する人々は、みずからの“才能”を自覚し、それを生かす“天職”を得た「天職人」たちである。彼ら「天職人」の言葉には“天職”と出逢い、それを得るためのヒントが、さりげなく、ちりばめられている。

目次（「BOOK」データベースより）

山下洋輔（ピアニスト）-自由な音の跳躍／星野仙一（阪神タイガース前監督）-本気で走る男／五嶋龍（ヴァイオリニスト）-「神童」と少年のはざまで／勅使川原三郎（舞踊家・振付家）-本物の「創造」との出遭い／ジーコ（サッカー日本代表チーム監督）-「挑戦」継続する夢／市川亀治郎（歌舞伎役者）-伝統とは「変える力」／城之内ミサ（ミュージシャン）-「境界」を飛び越える美しきミュージシャン／長谷川滋利（メジャーリーグ投手、現シアトル・マリナーズ）-「常識人」の大リーグへの挑戦／茂山宗彦・逸平（狂言師）-「自由に生きる」とは？／佐藤琢磨（Ｆ１ドライバー）-未来を見る瞳／佐野成宏（テノール歌手）-声は国境を越える／ジミー大西（画家）-「天然画家」の未来は？／大倉正之助（大倉流太鼓方）-“祭り”をつかさどる芸能者が奏でる“沈黙の春”／三都主アレサンドロ（プロ・サッカー選手）-元気な日本人／亀渕友香（ゴスペル・シンガー）-歌の力よ／李鳳宇（シネカノン代表・映画プロデューサー）-映画を創る・映画を売る／原朋直（トランペッター）-「整理整頓」されたジャズ／ザ・グレート・サスケ（プロレスラー、岩手県議会議員）-素晴らしきアルテイの末裔／金聖響（指揮者）-新しい音楽／井原慶子（レーシングドライバー）-美しい変身／井筒和幸（映画監督）-職人のプライド／林英哲（和太鼓奏者）-瓢箪から太鼓／グッチ裕三（エンターテイナー）-全世代対応型タレント／綾戸智絵（ジャズ・シンガー）-真情あふるる自由人／岡田武史（フランスＷ杯日本代表チーム監督、現横浜Ｆマリノス監督）-オーディナリイ・マン／佐渡裕とシエナ・ウインド・オーケストラ（指揮者＆プロ吹奏楽団）-音楽文化の未来の担い手

著者情報（「BOOK」データベースより）

玉木正之（タマキマサユキ）
１９５２年、京都市生まれ。７５年に東京大学中退。ミニコミ出版の編集者などを経てフリーに。その後、スポーツライター、音楽評論家、小説家、放送作家として活躍。雑誌や新聞各紙で、連載コラム、小説、音楽評論、スポーツ・コラムを執筆している。また、数多くのＴＶ・ラジオ番組にも出演。２００３年より『スポーツジャーナリスト塾』を開講（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）